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放冷場 |
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◆放冷場
放冷場はいつも湯気が立ちこめていました。
2階に上がってすぐ目に入るのは、行儀よく並べられた蒸米の列。
六甲おろしの寒風を受けるように建てられた蔵の2階で、甑(こしき)から取り出されたばかりの蒸米は冷却されました。蔵の中は蒸し上がったばかりの米から出る湯気で、目の前が真っ白になるほどだったそうです。 |
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麹室(こうじむろ) |
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◆麹室
換気用に天井部に引き戸が設けられていました。
天井は低く、展示ではわかりませんが、壁は土壁と室内の壁の二重構造になっており空間にわらや籾殻(もみがら)が詰められています。これは良質の麹菌を繁殖させるために室内を高温多湿に保つ工夫でした。 |
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もと仕込み |
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◆もと仕込み
もとすり唄をうたって作業時間を区切りました。
2人の蔵人が桶の中に櫂《もとすり棒》をつけている展示はもと仕込みといって、麹と蒸米をかきまぜ、酒母を作る作業を行っている様子です。もと仕込みは、はじめは3人がかり、その後作業が進むと2人がかりで行われました。数十組が一斉に櫂棒(かいぼう)を動かす様子は勇壮なものだったに違いありません。 |
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醪仕込み |
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◆うどん屋(桶の踏み台)
形がうどん屋台に似ているので名付けられました。
醪仕込みの展示に近づくと蔵人の歌が聞こえてきます。
昔、時計がまだ普及していなかった時代、蔵人たちは唄を唄って仕込みの時間を計ったそうです。語呂をひっかけた連続ものの唄を唄い終わると同時に作業が完了するようになっていました。
このコーナーでは、仕込み桶の大桶とその補助として使われた枝桶が展示されています。 |
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おり引き・火入れ道具 |
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◆おり引き
搾り立ての酒は1週間おいて沈殿させました。
ここでは、おり引き(白く濁った酒を沈殿させ上澄みとオリを分ける作業)と火入れ(殺菌、熟度香味などの調整作業)に使われた小道具、貯蔵樽が展示されています。
貯蔵樽の竹呑に呑袋をはめその中に桐の栓を入れ、酒が出すぎるのを防ぐようになっています。これは酒が流れると、栓が袋の中で動く様が雀の動きに似ていることから「雀」と呼ばれていました。 |
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樽詰め |
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◆樽詰め
清酒は厳選された吉野杉の四斗樽に詰められ出荷されました。
(樽作り道具)酒造りの大詰めである、樽作りに使ったカンナ、目タタキ、内銑(うちせん)、カマなどさまざまな道具が展示されています。また、銘柄商標をいれ藁菰(わらころも)で巻き、とじ縄をかけた「本荷造」、レッテルを貼っただけの「裸」と呼ばれる樽が天井高く積み上げられ展示されています。 |
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