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| 梅酒が日本で初めて資料に登場するのは江戸時代に書かれた『本朝食鑑』という書物。「痰ヲ消シ、渇を止メ、食ヲ推メ、毒ヲ消シ」といった梅酒の効用が紹介されています。現代でも食欲増進や殺菌作用などの効果が科学的にも認められています。薬酒として広まった梅酒には梅の成分がたっぷりと溶け出ていますが、ここで活躍するのがアルコールです。漬け始めには、まずアルコールが梅に浸透します。次に砂糖が少しずつ溶けてお酒の濃度が上がるにつれて、今度は梅の成分がアルコールと一緒にお酒に引き出されるのです。また、アルコールに溶けた成分は胃腸での吸収がよいということもメリットのひとつ。梅酒は、梅とお酒の相乗効果を存分に生かした先人の知恵の結晶なのです。 |
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