白鶴美術館2018年秋季展
「殷周青銅器-美術としての立体造形-」(本館)
「近代中東絨毯-点描画としての美-」(新館)
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重要文化財9点を含む展示
公益財団法人白鶴美術館(神戸市、1934年開館)では、2018年秋季展覧会を9月22日(土)から開催します。今回、本館では、およそ3000年前に中国で制作された青銅器を中心とした作品61点(うち重要文化財9点)を展示します。また、新館では、近代的な感覚を盛り込み多色で美しい中東絨毯23点を展示し、その点描画とも称すべき美術的な価値についてご覧いただきます。

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■期 間   2018年9月22日(土)~12月9日(日)
■休館日  毎週月曜日 ただし、9月24日(振替・月)、10月8日(祝・月)は開館、
        9月25日(火)、10月9日(火)を休館
■開館時間 午前10時~午後4時30分(入館は午後4時まで)
■入館料  大人:800円/65歳以上・大学・高校生:500円/中・小学生:250円

【白鶴美術館とは】
「世界的価値のあるコレクションを私蔵するのではなく、ひとりでも多くの方の目に触れてほしい。」
白鶴美術館は、そんな願いを持った嘉納治兵衛(鶴翁・白鶴酒造7代)によって昭和9年(1934年)に開館されました。古美術品500点で出発した当館は今、国宝2件(75点)、重要文化財22件(39点)を含む約1450点以上の作品を所蔵。戦争と空襲、大震災など幾多の苦難を乗り越えて、価値ある古美術品を現在に残しています。

アクセス白鶴美術館地図.jpg
〒658-0063 神戸市東灘区住吉山手6-1-1 
・阪神御影駅、JR住吉駅から市バス38系統渦森台行「白鶴美術館前」下車
・阪急御影駅から北東約1km(徒歩約15分)
・無料駐車場あり(大型バスも可)


イベント情報
織りのイベント「糸で点描画」
日時:10月7日(日)午後1時から4時まで
講師:新田 恭子 氏(京都造形芸術大学非常勤講師)

講演会「青銅器の造形-中国古代からのメッセ-ジ-」
日時:10月28日(日)午後2時から3時30分まで
講師:川村 佳男 氏(九州国立博物館主任研究員)

新館レクチャ-「現代の絵画絨毯について-イランにおける伝統との向き合い方-」 
日時:11月4日(日)午後2時から3時まで 
講師:吉田 雄介 氏(神戸学院大学非常勤講師)

特別イベント 「屏風作り-紙の役割-」
日時:①11月18日(日) ②12月2日(日) 午後1時から3時まで
講師:岡本 吉隆 氏(表具師、株式会社清華堂取締役社長)

美術に親しむ会「中国古代の青銅工芸」
日時:11月11日(日) 午後1時から3時まで
講師:当館学芸員

ア-ト・ト-ク(学芸員によるスライド解説)
日時:9月23・30日、10月14・21日、11月25日、12月9日の各日曜日 午後2時から3時まで

ワ-クショップ ①「金文ってなに? なぞって作るキ-ホルダ-」
        ②「クルッと反転! 紙が要のミニ屏風」
日時:①11月11・25日 ②11月18日、12月2日の各日曜日の午後3時から4時30分まで
指導員:甲南大学学生


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