白鶴美術館2019年秋季展開催
2019年9月25日(水)から12月8日(日)まで
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国宝4点を含む展示
公益財団法人白鶴美術館(神戸市、1934年開館)では、9月25日(水)から2019年秋季展覧会を開催します。当館には、国宝『賢愚経(けんぐきょう)』・『大般涅槃経集解(だいはつねはんぎょうしゅうげ)』、約3000年前の金文を鋳込む中国の青銅器、平安時代の書など各種の文字を概観できる多くの作品が所蔵されています。今回は、その中から、国宝4点、重要文化財12点を含む計56点の優品を展示し、漢字造形の変遷を辿ります。
また、新館では、ペルシア、アナトリア、コーカサス絨毯計25点を展示し、そこに表された文字と図形に注目してみます。


開催概要
【本館】     「 文字を語る -白鶴コレクションにみる漢字造形の変遷- 」
【新館】     「 絨毯 ―描かれた図形と文字― 」
■期 間    2019年9月25日(水)~12月8日(日)
■休館日   毎週月曜日 但し、10月14日(祝・月)、11月4日(振替・月)は開館、
         10月15日(火)、11月5日(火)を休館
■開館時間  午前10時~午後4時30分(入館は午後4時まで)
■入館料   大人:800円/65歳以上・大学・高校生:500円/中・小学生:250円
          (大人、大学・高・中・小学生団体20名以上は2割引き)

主な展示品

展示品.jpg


白鶴美術館.jpg

【白鶴美術館とは】
「世界的価値のあるコレクションを私蔵するのではなく、ひとりでも多くの方の目に触れてほしい。」
白鶴美術館は、そんな願いを持った嘉納治兵衛(鶴翁・白鶴酒造7代)によって昭和9年(1934年)に開館されました。古美術品500点で出発した当館は現在、国宝2件(75点)、重要文化財22件(39点)を含む約1450点以上の作品を所蔵。戦争と空襲、大震災など幾多の苦難を乗り越えて、価値ある古美術品を現在に残しています。


展覧会に伴うイベント情報
講演会「奈良時代の写経の奥深い世界」
日時:10月13日(日)午後2時から3時30分まで
講師:野尻 忠 氏(奈良国立博物館企画室長)

講演会「漢字の世界-その造形と展開を中心にして-」
日時:11月3日(祝・日)午後2時から3時30分まで
講師:徐 光輝 氏(龍谷大学国際学部教授)

新館レクチャ-「詩と絨毯の出会い―ニザーミーの絨毯をヒントに―」 
日時:11月24日(日)午後2時から3時30分まで 
講師:吉田 雄介 氏(神戸学院大学非常勤講師)

美術に親しむ会「文字の書かれた作品、この一点!」
日時:11月23日(祝・土) 午後1時から3時まで
講師:当館学芸員

ア-ト・ト-ク「解説-展示品のみどころ」(当館学芸員によるスライド解説)
日時:9月29日(日)、10月14日(祝・月)・27日(日)、11月4日(振替・月)・17日(日)、
12月8日(日) 午後2時から3時まで

ワ-クショップ 「大学生による美術館ワークショップ
  -白鶴美術館定番のミニ屏風作り/じゅうたん文様ブックマーカー作り-など」
日時:11月10日・17日・24日、12月1日の各日曜日午後2時から4時まで
指導員:甲南大学学生/博物館実習生

美術館地図.jpg

アクセス
〒658-0063 神戸市東灘区住吉山手6-1-1 
・阪急御影駅から北東約1km(徒歩約15分)
・無料駐車場あり(大型バスも可)
・阪神御影駅、JR住吉駅から市バス38系統渦森台行「白鶴美術館前」


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