当社は1743年創業以来、日本酒の醸造・販売を通じて酒・食・生活文化に奉仕してまいりました。歴史的には、1900年(明治33年)のパリ万博に初めて瓶詰商品として出品して以来、近年では、生の風味をそのまま瓶詰し、冷やして飲む日本酒の、当時としては日本酒業界の常識を覆す、「生貯蔵酒」を発売いたしました。また、マイルドですっきりした味わいの「まる」はパッケージに紙容器をいち早く取り入れ、現在、日本酒業界でNO.1ブランドとして日本で最も愛飲されている商品に育ってまいりました。このように、常にお客様に支持される商品を提供してきたのが当社の歴史であり、ユーザーの皆様が求める日本酒を世に送り出してまいりました。 いつの時代にもチャレンジをし続ける企業として、より幅広いお客様に日本酒の美味しさを提供してまいりました。これらが白鶴の商品における<DNA>であると確信しております。 一方で、灘育英会(灘中学校・高等学校)、白鶴美術館、白鶴酒造資料館などの設立は文化・教育面で社会貢献への姿勢を示し、自社ブランドや製品にこだわるだけでなく、酒造文化の継承者としての心をもちながら運営してまいりました。 すなわち、「白鶴DNA」とは「歴史・伝統の中で変えてはならないものと、時代の変化に対応したものが記憶されたもの」という事になります。 現代人の生活のかたちは、外部からの情報に影響をうけながら、自分たちの生活スタイルに取り込んでいこうとする行動へと変化してきております。 こういった変化を見据え、世界でも有数の情報発信地である「銀座」に「HAKUTSURU GINZA STYLE」を開設し、日本酒のあるライフスタイルを積極的に発信し続けたいと考えております。