Q&Aここが気になる! 白鶴酒造に聞きました。

KEYWORD

お客様お客様Q

SDGsに対してどのようなことをしていますか?

白鶴白鶴A

事業活動を通して
目標達成に貢献しています。

SDGsへの取り組み

事業活動を通じてSDGs達成に貢献するため、白鶴酒造では下記の目標の実現を目指しています。

SDGs

  • 目標2:
    飢餓をゼロに
    農家の高齢化問題や耕作放棄地対策も兼ねた白鶴ファームの活動

    目標2

  • 目標3:
    すべての人に健康と福祉を
    適正飲酒の啓発

    目標3

  • 目標4:
    質の高い教育をみんなに
    出張講義
    教育助成活動の一環としてベルマーク運動に協賛

    目標4

  • 目標5:
    ジェンダー平等を実施
    女性の活躍推進

    目標5

  • 目標6:
    安全な水
    灘五郷酒造組合での水質保全活動

    目標6

  • 目標7:
    エネルギーをみんなに
    バイオマスガス、ヒートポンプ、ソーラー発電の導入
    「地エネと環境の地域デザイン協議会」への参画

    目標7

  • 目標8:
    働き甲斐も経済成長も
    働き方改革、障がい者雇用促進

    目標8

  • 目標12:
    持続可能な生産消費形態
    3Rを意識した製品設計

    目標12

  • 目標14:
    海の豊かさを守る
    漁業支援「笑顔でつなごう!みんなのまるキャンペーン」

    目標14

  • 目標15:
    陸の豊かさも
    NPO法人「しみん基金・KOBE」を通して六甲山保全活動を行う団体へイベント収益金の寄付
    サスティナブルな食と環境作りに取り組むNPO法人Peace&Natureの活動支援

    目標15

お客様お客様Q

多様性(ダイバーシティ)への取り組みを教えてください。

  • #ダイバーシティ
  • #障がい者雇用

白鶴白鶴A

白鶴酒造では個性豊かな
多様な社員が働いています。

ダイバーシティへの取り組み

事業を取り巻く環境が大きく変化していく中で、多様な感性を取り入れた組織づくりを行っています。
商品づくりにおいても、多様な感性を取り入れて時代に合わせた新たな付加価値の創造に取り組んでいます。

  • 従業員の男女比従業員の男女比
  • 従業員の年齢別割合従業員の年齢別割合

※非正規(契約・パート)の従業員を含む

障がい者雇用への取り組み

障がいのある人の採用活動を積極的に行うとともに、法定雇用率を目安として雇用の維持に努めています。
2020年4月1日現在、障がい者の雇用数は11名、雇用率は3.08%となっています。
担当業務もさまざまで、製造、構内緑化、事務など、適性を考慮しています。また、バリアフリートイレも設置しています。

白米入荷作業の様子白米入荷作業の様子

お客様お客様Q

社員の皆さんはいきいきと働けていますか?

  • #ワークライフバランス
  • #育児休業制度
  • #働き方改革

白鶴白鶴A

いろんな制度をつくって
働きやすさの向上に努めています。

ワークライフバランスのための制度

育児休業制度、介護休業制度、エリア限定勤務制度を設けています。2020年には在宅勤務制度、時間単位有給休暇制度を新設しました。
育児休業制度では最長、子が2歳になるまで期間を延長でき、復職後の育児短時間勤務も可能としています。2020年度中の育児休業利用者は14名(うち男性1名)で、女性の取得率は100%でした。
従業員が安心して休職できるよう、各制度の説明を個別に行っています。また、休職中も会社との「距離」が遠くならないよう、休職者向けの社内報を作成し、送付することで情報共有をしています。

2016年に「くるみん認定」を取得2016年に「くるみん認定」を取得

VOICE
育児休業制度を利用した
社員に感想を聞いてみました!
Yさん(女性)
私は産前産後休暇を約3ヵ月、育児休暇を約8ヵ月取得しました。初めての出産で不安でしたが、たっぷりと休暇を取り、会社から出産前後で必要な手続きも示されていたのでスムーズに準備ができ、落ち着いて出産に臨めました。
7月に出産した後は翌年4月の保育園入園まで、仕事を気にせず育児に専念できました。
また、イントラネット情報が共有され、同じ部署の方からのフォローもあり、休暇中でも社内の動きがわかるだけでなく、忘れられていないんだという安心感がありました。
Mさん(男性)
私は約1.5ヵ月間の育児休暇を取得しました。
休暇中に感じたのは、子供の様子や成長をそばで見られる喜びと、子育ての大変さでした。
育児を経験して、子育ては妻一人ではなく、夫婦で協力してやっていくことが必要だと思いました。
家にいられたからこそ、私はベビーベッドの手配や役所での手続き、内祝いの段取り、買い物、家事などをすることで妻を支えることができたので、休暇を取得して良かったです。

夫婦での子育て

働き方改革

働き方改革への取り組みとして、トップコミットメントを発信し推進しています。

トップコミットメント
「多様で柔軟な働き方を実現することで、社員の働きがいを高め労働生産性の向上を図る。」

目標(2019年4月〜2020年3月)結果(2020年4月現在)
①年次有給休暇の取得促進年度休暇で取得率65%達成取得率70.50%達成
②時間外労働の削減1000時間(5.56%)削減3,959時間30分(31.6%)削減
③在宅勤務制度の導入2020年4月に導入2020年1月に導入
④副業・兼業制度の導入2020年4月に導入未導入
⑤女性管理職比率の向上2020年度に10%達成9.80%達成(目標未達成)
⑥非正規社員の待遇改善2020年4月に実施就業規則を2020年4月に改正
⑦障がい者雇用率の向上2020年4月に3%達成3.08%達成

お客様お客様Q

お酒造りについて学べる機会はありますか?

  • #白鶴酒造資料館
  • #酒蔵開放イベント
  • #田植え体験
  • #稲刈り体験
  • #セミナー

白鶴白鶴A

田植えと稲刈りの体験、
酒蔵見学の機会を設けています。

白鶴酒造資料館の無料開放

酒造りへの理解を深めていただけるよう、「白鶴酒造資料館」を設けています。この資料館は大正初期に建造され、昭和40年代中頃まで実際に清酒醸造に使われていた本店壱号蔵を改造したものです。
昔ながらの酒造工程をそのまま保存し、等身大の人形を配置して作業内容を再現し、日本酒の生まれるまでを立体的にわかりやすく展示しています。
外国人旅行者も多く来館されるため、各工程で日本語・英語での動画解説のほか、QRコードを使った多言語(15ヵ国)での案内表示も行っています。

白鶴酒造資料館白鶴酒造資料館

酒蔵開放

「酒蔵開放」イベントを年2回、4月と10月に開催しています。
「多くの人に日本の伝統文化である日本酒に親しんでほしい」という思いから始めたイベントで、社員が企画・運営しています。
酒蔵見学、日本酒の試飲、福袋販売、限定酒の量り売りなどの酒に関する催しのほか、地元自治会による出店、新鮮野菜の朝市、また子供向けの紙すき体験なども実施しています。また、敷地内の芝生も開放しています。
普段入れない工場内部を見学できること、芝生の上でくつろぎながらお酒を飲めること、家族で楽しめることから、毎回大好評です。2019年秋の開催時には約3,000人が訪れました。

来訪者でにぎわう芝生来訪者でにぎわう芝生

神戸大学とのコラボ商品「神のまにまに」の販売ブース神戸大学とのコラボ商品「神のまにまに」の販売ブース

田植えと稲刈りの体験イベント開催

自社開発酒米「白鶴錦」の認知向上と、地域貢献、食育の一環として、田植えと稲刈り体験を兵庫県多可郡多可町にある白鶴酒造の「村米圃場」と、東京都「白鶴銀座天空農園」で毎年開催しています。
春は田植えと日本酒セミナー、秋は稲刈りと黒豆収穫を行い、収穫した米は酒造りに使用します。定員は50名で事前応募制です。日本酒に親しめる、自然と触れ合えるイベントとして、大人にも子どもにも大人気です。

村米圃場での稲刈りの様子村米圃場での稲刈りの様子

白鶴銀座天空農園での田植えの様子白鶴銀座天空農園での田植えの様子

「白鶴 銀座スタイル」でセミナー開催

白鶴東京支社7階のセミナールーム「白鶴 銀座スタイル」にて、「世界有数の情報発信地である「銀座」から日本酒のあるライフスタイルを発信すること」を目的に2006年から定期的にセミナーを開催しています。
日本酒と料理との相性やグラスの話から、ワインや化粧品、伝統文化まで、さまざまなテーマを取り上げています。

セミナーの様子セミナーの様子

お客様お客様Q

次世代育成には取り組んでいますか?

  • #出張講義

白鶴白鶴A

社員が高校や大学で
出張講義を行っています。

出張講義の取り組み

酒造りを通じて食の文化、歴史を学んでもらうことを目的に各種講義を行っています。
学校に出向く出張講義や当社の施設を利用した講義があり、発酵などの専門的な内容から地域の風土、歴史など、テーマもバラエティ豊かです。
受講生は、地元の小中学生や高校生、大学生のほか、シニア学生など幅広い世代の方にご参加いただいています。
この取り組みを通じて、これからも豊かな生活文化に貢献していきます。

シニアカレッジの様子シニアカレッジの様子

お客様お客様Q

健康増進には取り組んでいますか?

  • #健康増進

白鶴白鶴A

健康診断やウォーキングで
社員の健康増進をはかっています。

従業員の健康増進

定期健康診断のほか、被扶養者を対象とした婦人生活習慣病予防健診、VDT検診を希望者に実施しています。
また、日頃の生活習慣を見直すきっかけづくりとして、年2回の生活習慣見直し計画とウォーキングイベントを開催しています。
生活習慣見直し計画は、8割以上の人が意識して取り組むことで、生活習慣の改善に一役買っています。期間は2週間で、直近の実施回では、参加者の約2割が体調の変化を実感し、約1割は体重が減少する成果がありました。
ウォーキングイベントでは、動物園をゴールにするなどの工夫をしており、ご家族での参加も多く毎年好評です。
今後も社員が楽しみながら参加できるイベントを企画し、継続して取り組んでいきます。
※VDTとは、パソコン等の端末機を操作してデータの入力・検索等、文書の作成・編集プログラミング等を行う作業。検診は1ヵ月の作業時間が40時間以上または同程度の被保険者が対象。

ウォーキングイベントの様子ウォーキングイベントの様子

お客様お客様Q

コロナ対策の取り組みを教えてください。

  • #コロナウイルス感染症対策
  • #消毒用アルコール供給

白鶴白鶴A

在宅勤務を大幅に緩和し、社会貢献として
アルコールの供給も行っています。

コロナウイルス感染症拡大防止への取り組み

白鶴酒造では、新型コロナウイルス感染症の対策として、従業員とその家族、お客様の安全を最優先に、以下の取り組みを実施しています。

  • 毎日の体調チェックを徹底し、発熱など疑わしい症状がある場合は出勤せず、自宅療養(特別休暇)
  • 海外駐在員の一時帰国許可
  • 在宅勤務、テレワーク、直行直帰を推奨
  • 電車の混雑回避のため、時差出勤を承認
  • 出勤の場合は3密回避と業務継続策として、会議室を利用するなど分散勤務を実施
  • 出社時に検温と手洗い、アルコール消毒を徹底し、ドアノブやスイッチなどの共有部分は、部署毎に毎日2回アルコール消毒を実施

なお、緊急事態宣言中は政府の要請に従い、出勤者7割減に向けて、在宅勤務、時差出勤を励行しました。また、出勤せざるを得ない場合も、電車の混雑回避のため、1時間の時短勤務を承認しました。宣言解除後も在宅勤務が可能な場合は継続とし、社内での3密の回避、ソーシャルディスタンスの確保に取り組んでいます。
なかには社内でしかできない業務があり、改善に向けて電子決裁システムなどのテスト運用を開始しています。

出社時に守衛室にて検温を実施出社時に守衛室にて検温を実施

消毒用アルコールを製造、供給

手指消毒用エタノール不足に対応するため、消毒用アルコールを製造、供給しました。
厚生労働省が「医療機関において、高濃度エタノール製品を手指消毒用エタノールの代替品として使用可能」と認めたことから、神戸市より、灘五郷酒造組合を通じて協力依頼がありました。これを受けて、白鶴酒造でも対応を検討。製造方法などを国税庁や消防署と協議し、製造を開始しました。
20年5月末までに、5Lポリ容器「アルコール77」を約1,000本(初回無償提供79本を含む)のほか、地元医師会を通じて250ml瓶「アルコール77」約15,000本、5Lポリ容器「アルコール77」約700本を、神戸市を通じて市内の医療機関や福祉施設に供給しました。

5Lポリ容器「アルコール77」5Lポリ容器「アルコール77」