まるの歴史

まるの誕生秘話まるの誕生秘話

―、「まる」が生まれた時代とは
「白鶴 まる」発売以前の日本酒と言えば、特級酒・一級酒と呼ばれていたものが主流でした。白鶴では1981年(昭和56年)に冷酒のパイオニア的な商品として「白鶴 生貯蔵酒」を全国に発売し、"冷やして楽しむ"日本酒の飲み方を提案。このスタイルが徐々に浸透し始めていました。ちょうどその頃、二級酒の人気も高まりはじめ、新しい容器"紙パック"の人気も高揚。各メーカーから新しい容器と中身の商品が続々と発売されました。
二、理想の麹を発見
そうした状況の中、ライフスタイルや嗜好の変化をとらえ、当時一般的だったアルコール度数15%よりも若干低い13%のマイルドタイプの日本酒の開発がスタート。試行錯誤を重ね、独自に研究開発した麹(こうじ)の中に「まる」の酒質に適した理想の麹を発見。1984年(昭和59年)の秋、ついに商品化が実現しました。
三、業界の常識を破ったネーミングに
「まる」というネーミングは、数多くのディスカッションにおいて生まれました。ところが、最初の社内プレゼンでは「こんなわけの分からん名前はダメだ!」と却下。当時、商品には清酒、あるいは酒質に関連したネーミングが当たり前だったのです。中身の良さを端的に表現でき、かつ覚えやすい。「これ以上のシンプルでインパクトのあるネーミング案はない!」と再度プレゼンを実施。ようやく採用となったのが「まる」なのです。
四、斬新なパッケージデザインを採用
パッケージには、取り扱いに便利な容器として“紙パック”を採用。店頭で他社と明確に差別化されること、ハレのイメージをアピールしたいことから、紙パックではまったく使用されていなかった「赤地」に白を基調とし、力強く墨色で「まる」をデザインし、現在に至っています。

まるの軌跡まるの軌跡

お客様のライフスタイルに合わせたラインナップを
展開してきました。
これからもお客様に寄り添った商品を展開し、日本の食文化・生活文化の発展のため応援し続けます。

1984年

「白鶴 サケパックまる1.8L」発売

ベルマーク運動に協賛

白鶴酒造では教育助成活動の一環として
ベルマーク運動に協賛しています。
1960年に始まったベルマーク運動は、PTA・協賛会社・ベルマーク財団の三者がスクラムを組み、豊かな環境で教育が受けられるよう
学校設備の整備や援助を行う活動です。

「サケパック900ml、180ml」発売

1985年

「180mlアルミ缶」発売

「サケパック1.4L」発売

1988年

「サケパック500ml」発売

「500ml缶」発売

1992年

「ペーパーカップ180ml」発売

1995年

「サケカップ180ml」発売

1998年

「サケパック2.0L」発売

「サケパック3.0L」発売

2006年

「まる純米」発売

2010年

「まる純米」リニューアル

2013年

「サケペット1.5L」発売

2014年

30周年限定デザイン発売

2015年

「まる」デザインリニューアル

「まる辛口」 発売

2017年

「米だけのまる 純米酒」発売

「まる」リニューアル

「まる辛口」デザインリニューアル

「米だけのまる 純米酒3.0L」発売

2018年

「まる 300ml」発売

「まる辛口」リニューアル

「まる辛口 500ml」発売

2023年

「まる」「まる辛口」「米だけのまる 純米酒」デザインリニューアル