匠の技と
データサイエンスで醸す酒

創業から270余年、
丹波杜氏の伝統の技を時代々々の最先端の技術と融合させ、常に酒造技術を磨き続けてきました。
まだ見ぬ日本酒の美味しさを一人でも多くの人に愉しんでいただくために、
型にはまらず、枠におさまらず、情熱を込めて、日々、酒づくりに励んでいます。

理想を具現化するために

私たちの酒づくりでは、あらゆる工程においてさまざまなデータを取得・解析しています。
日本酒度やアルコール度数などはもちろんのこと、お酒の香味を構成する香気や酸なども
成分レベルで分析を行い、それらの膨大なデータを活用して醸しています。

しかし、どれだけ多くのデータを集め、詳細に解析しても、
それだけで良酒ができてしまうほど酒づくりは簡単ではありません。
私たちは蒸米や麹などの各原料から出来上がったお酒まで、
すべての作業工程で人間の五感によるチェックを行っています。

人間の五感はとても繊細で、ときに分析機器を凌ぐほどの小さな差異を感じ取ることができるからです。
分析データをもとに、五感を駆使した微調整を加えながら高品質で再現性の高い日本酒を醸す―。
「翔雲」は私たちが理想とする酒づくりを具現化したお酒です。