GI「灘五郷」認定「白鶴 灘の生一本」を期間限定発売
~「灘酒プロジェクト」の「灘の生一本」統一ブランド~
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白鶴酒造は、GI「灘五郷」(※1,2)の審査で認定された「白鶴 灘の生一本」(※3)を2022年9月6日(火)から期間限定発売します。「灘の生一本」は、日本酒の中で最も優秀な日本酒を表す語として、古くから用いられてきました。現在は、灘五郷の単一の製造場のみで醸造した純米酒を「灘の生一本」と呼び、その伝統を引き継いでいます。
同商品は、「白鶴独自開発米である『白鶴錦』を100%使用した純米酒で、芳醇な香りとキレの良さを持ち、きれいですっきりした特長」であることが、灘酒研究会(※4)により認定されました。


■商品概要
商品名            白鶴 灘の生一本
容量               720ml
参考小売価格    1,170円(消費税別)
原材料名     米(国産)、米こうじ(国産米)
使用米       白鶴錦100%(兵庫県産)
アルコール分   15度以上16度未満
日本酒度          +2
酸度              1.6
アミノ酸度         1.1
精米歩合         50%
発売期間         2022年9月6日(火)~2023年2月


【認定された酒質】
白鶴独自開発米である「白鶴錦」を100%使用した純米酒で、芳醇な香りとキレの良さを持ち、きれいですっきりした特長

商品サイト
 https://www.hakutsuru.co.jp/product/sake/others_sake/nadanokiippon.html
白鶴公式オンラインショップ
 https://www.e-hakutsuru.com/products/14892


当商品は、「灘酒プロジェクト」の一環として毎年発売しています。「灘酒プロジェクト」とは、灘酒の品質向上を目的に2011年から「灘酒研究会」が行う需要振興プロジェクトです。認定商品のラベルには、「灘酒研究会 酒質審査委員会」が審査し、認定された適切な表現だけを表示しているので、各社の個性ある香りや味わいが一目でわかります。酒質表現を見ながら飲み比べを楽しめるだけでなく、好みの味わいや酒蔵を探す楽しみも提供します。今年は8社(沢の鶴、剣菱酒造、白鶴酒造、菊正宗酒造、櫻正宗、小山本家酒造、辰馬本家酒造、大関)が、兵庫県産米を使用し各社の技術で醸した「灘の生一本」をシリーズとして発売します。2019年からは各商品がGI「灘五郷」にも認定されています。
http://www.nada-ken.com/nada/


灘五郷絵図 (提供:灘五郷酒造組合)

(※1)灘五郷(http://www.nadagogo.ne.jp/
灘五郷は、<西郷> <御影郷> <魚崎郷> <西宮郷> <今津郷> の5地域の総称で、兵庫県神戸市灘区から西宮市に位置する日本一の日本酒生産量を誇る酒どころです。これらの地域は、寒造りに適した六甲山から吹き降りる六甲おろしや、酒造りに最適な宮水、良質な播州米、水車精米による高品質な白米、船積みの便など数多くの自然風土に恵まれ、丹波杜氏の高度な酒造技術により、江戸時代から酒造りが盛んになりました。
灘五郷の良質な酒は、貯蔵熟成を経て秋になり香味が整い味もまるくなり酒質が向上する「秋上がりする酒」といわれています。

(※2)GI「灘五郷」
灘五郷酒造協同組合(所在地:兵庫県神戸市、理事長:嘉納健二)は、2018 年6 月28 日に国税庁から、「味わいの要素の調和がとれており、後味の切れの良さをもつ」清酒を生産する灘五郷について「地理的表示(GI)『灘五郷』」の指定を受けました。同様に、2020年8月17日に、「秋上がりする酒質『ひやおろし』」の基準が、GI「灘五郷」に追加されました。
GI「灘五郷」の基準となる原料及び製法は以下の通りです。
  [原料]
  ・米及び米こうじは国内産米(農産物検査法(昭和26 年法律第144 号)により3 等以上に格付け
   されたものに限る)であること。
  ・灘五郷内で採水した水のみを使用していること。
  ・酒税法第3条第7号に規定する「清酒」の原料を用いたものであること。
   ただし、酒税法施行令第2条に規定する清酒の原料のうち、アルコール(原料中、アルコールの
   重量が米(こうじ米を含む。)の重量の100分の25を超えない量で用いる場合に限る。)以外
   は用いることができないものとする。
  [製法]
  ・灘五郷内で醸造、貯蔵及び容器詰めが行われていること。

(※3)灘の生一本
灘五郷の単一の製造場のみで醸造した純米酒のことです。「灘の生一本」は、日本酒のうちでも最も優秀な日本酒を表す語として、古くから用いられてきました。その語意については諸説ありますが、元々は「灘で生まれ育った生粋の混じりけのない酒(原酒)」であったと考えられています。

(※4)灘酒研究会(http://www.nada-ken.com/
「灘酒研究会」は、1917年(大正6年)に発足。灘五郷および近隣地区の酒造技術者が集まり、日本酒醸造の技術向上に取り組んでいる研究グループです。

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