六甲山の整備・保全のボランティア活動
第8回「森の世話人」 植樹を行いました
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白鶴酒造は、12月14日(土)、国土交通省 近畿地方整備局 六甲砂防事務所が主宰するボランティア「森の世話人(※)」活動の一環で六甲山の整備を行いました。
当社は、2021年12月から「森の世話人」の趣旨に賛同し、灘五郷の酒造りを支える六甲山の整備・保全活動に参画しています。これまで、住吉川上流域の指定区域(約4,500㎡)で年に数回、雑木・雑草の刈り取りをし、十分な整備ができた場所には根が強く土砂崩れを防ぐ働きのある落葉広葉樹の植樹を行っています。

今回は、前回の活動から期間があいたため、2023年4月に植樹した木は新たに生い茂った草木に埋もれて見つからないほどでしたが、刈り進めていくと植樹した10本のうち7本はなんとか無事に育っているようでした。その後、落葉広葉樹の苗木(ミズキ、エノキ、コバノガマズミ)を新たに6本植えました。
今後も、活動面積を広げながら自然豊かで災害に強い六甲山を目指して活動を継続していきます。


活動の様子






もろく崩れやすい花崗岩でできた地質や急峻な地形の六甲山は、住宅街に近く、土砂災害がおこりやすい山でもあります。六甲山で様々な高さの木や草をバランスよく育てることで、表土を守り雨水を涵養(かんよう)します。また、根の強い落葉広葉樹を植えることで、大雨や地震による土砂崩れを防ぎ、様々な生物が集まる豊かな森が生まれます。

当社の北側に位置する六甲山は、酒造りに欠かせない水、寒造りに適した環境をつくり出す六甲颪(ろっこうおろし)など、灘五郷の酒造りにさまざまな恩恵をもたらしてきました。当社は、「森の世話人」として、自然豊かで災害に強い六甲山の森づくりに協力し、自然環境と調和した酒造りを目指します。


(※)「森の世話人」活動
国土交通省 近畿地方整備局 六甲砂防事務所が主宰する六甲山の保全活動。市街地に近い六甲山地の斜面を樹林帯として守り育て、防災機能の強化と自然豊かな生活環境を確保する「六甲山系グリーンベルト整備事業」への市民・企業の方々の参加を進めています。 
http://www.kkr.mlit.go.jp/rokko/pr_media/plant/group/index.php

六甲山系グリーンベルト整備事業

https://www.kkr.mlit.go.jp/rokko/business/gb/greenbelt-bus.php
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