白鶴酒造は、六甲山の整備・保全のボランティア活動
「森の世話人」で初の植樹を行いました
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白鶴酒造は、4月22日(土)、国土交通省 近畿地方整備局 六甲砂防事務所が主宰するボランティア「森の世話人(※)」活動の一環で、当社としては初めて六甲山に植樹を行いました。
当社は、2021年12月から「森の世話人」の趣旨に賛同し、灘五郷の酒造りを支える六甲山の整備・保全活動に参画しています。これまで、住吉川上流域の指定区域(約4,500㎡)で年に数回、雑木・雑草の刈り取りなどを行っています。このたび、植樹に十分な敷地を整備できたことから、根が強く土砂崩れを防ぐ働きのある落葉広葉樹3種10本を植えました。
今後も、活動面積を広げながら自然豊かで災害に強い六甲山を目指して活動を継続していきます。



活動の様子




もろく崩れやすい花崗岩でできた地質や急峻な地形の六甲山は、住宅街に近く、土砂災害がおこりやすい山でもあります。六甲山で様々な高さの木や草をバランスよく育てることで、表土を守り雨水を涵養(かんよう)します。また、根の強い落葉広葉樹を植えることで、大雨や地震による土砂崩れを防ぎ、様々な生物が集まる豊かな森が生まれます。

当社の北側に位置する六甲山は、酒造りに欠かせない水、寒造りに適した環境をつくり出す六甲颪(ろっこうおろし)など、灘五郷の酒造りにさまざまな恩恵をもたらしてきました。当社は、「森の世話人」として、自然豊かで災害に強い六甲山の森づくりに協力し、自然環境と調和した酒造りを目指します。


(※)「森の世話人」活動
国土交通省 近畿地方整備局 六甲砂防事務所が主宰する六甲山の保全活動。市街地に近い六甲山地の斜面を樹林帯として守り育て、防災機能の強化と自然豊かな生活環境を確保する「六甲山系グリーンベルト整備事業」への市民・企業の方々の参加を進めています。 
http://www.kkr.mlit.go.jp/rokko/pr_media/plant/group/index.php
六甲山系グリーンベルト整備事業
https://www.kkr.mlit.go.jp/rokko/business/gb/greenbelt-bus.php
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